ここから始まる磨き道
いつも元気なxs650sp。
これでも40年くらい前のバイクです。
あと10年頑張れば半世紀前のバイクになります。
やっぱりそんくらい経つといろんな部分が錆びたりくすんだりします。
なのでタペットカバーの丸い窓を磨くことにしました。
半世紀を前にきれいにしてあげます。
これが40年の積み重ねじゃ!
くすみまくってます。
240番の耐水ペーパーでガシガシ磨いたところ。
最初の一手は思い切りが必要ですね。
240→400→600→800→1000→1200
のようにどんどん番手を上げつつ磨いていきます。
それぞれの番手でその番手ではそれ以上磨けなくなるまで磨きます。
水をかけながら。
1200番まで終了し、金属磨き剤でさらに磨き拭きあげたところ。
しっかり光沢が戻り、僕の赤いスマホが反射しています。
いいね!
そのままだとまたすぐくすんでくるので耐熱クリアーを塗りました。
でもなんだか光沢が失われたような・・・・
耐熱クリアーは200度?くらいの熱で10~15分?くらい?
乾燥させないといけません。
そこら辺に落ちていたよく分からない金属の棒とろうそくで乾かしました。
乾かしてもさっきの光沢が戻りません。そんな・・・
そうだ!耐熱クリアー自体を磨いたらどうだろ!
表面の凹凸が均されて光沢が戻るはずだ!
さっそく磨こう
すると・・・・
ん?
ああああああああああ!
光沢は戻りましたが、耐熱クリアーが完全に剝がれてしまいました。
もういいです。
これはこれで。
他のはもっと上手に耐熱クリアーを塗って、光沢を失わないようにします。
磨いたタペットカバーを装着します。
おおー。きれいになった。
他の部分がくすんでるのでタペットカバーだけ浮いてる気がしますが、
まあ満足です。
数日後。。。
耐熱クリアーを塗っていなかった(剥がした)タペットカバーにさっそく白錆びが出ています。
耐熱クリアーを塗ったタペットカバーは白錆び出ていません。
やっぱり耐熱クリアー必要ですね。
でもまあ耐熱クリアーなくても適度に磨いてやれば大丈夫です。
またはシリコンスプレーで保護しておけば錆びにくくなります。
磨きは時間がかかり根気のいる作業ですが、
光沢が出てき始めると一気に楽しくなりますね。
なんだかエンジン全体はもちろんホイールやフロントフォークのアウターチューブも磨きたくなってきました。
磨道に堕ちてしまったか
おわり
XS650SPってどんなバイク?
もう少しで半世紀。
そんなバイク。